アメリカにそそのかされて、北朝鮮を挑発してはいけない

 与党(自民党)に危機が訪れると北朝鮮情勢が不安定になる、という偶然を過去に何度も目にしてきたわけですが、ほとんど言い逃れできないまでに追い詰められている安倍政権下で、またしても同じ偶然が・・


 ただ今回は、あのトランプが絡んできているので予断を許しません。
 アメリカは政権の支持率が下がると戦争を引き起こそうとする悪魔な習性があり、日本のそばで戦争が起きることは断固として阻止しないといけません。


 無能な分際なのに勝手に指揮官を気取るネトウヨたちは「アメリカの高性能な兵器で北朝鮮を急襲したら直ちに勝利する」なんて夢物語を語り始めますが、確かにアメリカには被害が及ぶことなく終了するかもしれませんが、日本がアメリカと共同歩調を取ろうものなら、これすなわち北朝鮮にとってはアメリカ軍からではなく「日米同盟軍」からの攻撃となりますから、当然にして日本は報復の対象になります。


 「北朝鮮のミサイルなんて、どこに当たるか分からないポンコツ兵器」と、また自称指揮官たちは無責任に言い放ちますが、軍事衝突が起きて報復攻撃を受ける事態になったとき、真っ先に狙われるのが無防備な原発群であることは明らか。


 国際的に非難を受けようが、報復する側はそんなこと知ったことじゃありません。
 北朝鮮がそういう非難に対して全く屈しない国であること、ネトウヨが常々口にしているとおりの展開になるでしょう。


 「飛行機がぶつかっても平気」と言われたのは、原発施設のうちの格納容器だけだそうで、格納容器の上に鎮座する数千本の使用済み核燃料を貯蔵した燃料プールは、コンクリートに囲まれているだけの代物。


 密輸入した迫撃弾を使うまでもなく、そこらで入手できる工事用ダイナマイトを重機(大型車両)に満載して、正門を突破&建屋のシャッターも突破して建屋内に侵入し、プールの直近で起爆スイッチをONにするでしょうね、破壊犯は。
 そのとき、仲間たちが同時に周辺の送電塔を破壊していることでしょう。


 たったこれだけのこと精々3人・30分の活動で、日本は向こう数百年は立ち直れない「完全な終了」を迎えてしまいます。
 戦争では勝っても、日本は終わるのです。


 これだけ原発を建ててしまった時点で、もはや日本はいかなることがあっても戦争ができない国になってしまっているのです。
(憲法9条を下支えしているのが原発というのは実に皮肉な話ですが)


 決して、アメリカと一緒になって北朝鮮を挑発してはなりません。


 弱腰と言われるかもしれませんが、原発がある以上どうしても一線は越えられないのです。
 どうしても戦争をしたかったら、まずは国内の原発を停止して、全ての貯蔵核燃料を安全な地下に格納してから。
 太平洋を遠く隔てたアメリカと、間に日本海しかなく、かつ国内に工作員を多数潜伏させたままの日本とでは、およそ条件が違いすぎるのです。


 八方塞がりで自暴自棄に陥った安倍が「日本」を道連れにしないことを強く祈ります


(追記)

 北朝鮮をけん制するため朝鮮半島近海に向かっているとされる米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が、最近まで遠く離れたインド洋に展開していたことが波紋を広げている。


 米軍発表や高官発言が「誤解を招いた」という指摘に、当局は「最終的に朝鮮半島に向かっているのは事実だ」と釈明している。


引用元

 アメリカ軍、日本海じゃなくて間違えてインド洋に向かってたそうです。
 いやぁ、うっかりさんですねー
 さすが真剣勝負のプロレスは違う(笑)


 心配して損したよ。