小学生むけ科学展でソーラー展示を頼まれてしまった (準備・追加)

 最初「DS充電器」という提案をしてみるものの、「なんかさ、こう光ったり動いたりするものがいいんだよね」と一蹴されてしまった もんだからスイッチが入ってしまい、急遽 Nゲージを手配してソーラー電車というプランに変更 という風に相成ったわけですが、これにて「動いたりするもの」という条件は満たしたものの「光ったり」の部分が不足しています。。。

  • ソーラー発電できるのは昼
  • 照明を使うのは夜
  • 相反する、この要件を満たすには甚だ効率が劣るバッテリーを介さないといけない

という点で、まったくもって非効率的な組み合わせだもんだからあまり乗り気がしないのですが「光ったりするもの」を御所望とあらば用意しないと気が済みません(笑)


 LED電球?いえいえ、降り注ぐ太陽光を贅沢に消費するのに相応しいのは、やっぱ白熱球でしょう。
 どんだけ電気を使ってもタダなのですから節約する必要はありません。


 ということで身の回りの白熱球を探しますと、普通の AC100V な白熱球が最も身近ではありますが、市販のインバーターを使うとしたら電圧変動を減らすためバッテリーや充電コントローラ的なものが必要になって・・・ということで却下というのは扇風機と一緒。
 じゃあ DC100V に昇圧して光らせる・・・って風は子供の多い展示には少々危険なので、Nゲージ同様に DC12V 前後で光る電球を探してますと・・・


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 今度もまた自動車用品の中から「ハロゲンバルブ」をチョイス。
 12V/60W=5A ということで、使用する DCDC には秋月の HRD12008 を選択。


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 電圧固定だと面白くないので、分圧抵抗の真ん中から FB ピンに戻してるところから配線を引き出して、外部ボリューム経由で電圧調整できるようにしてます。
 無負荷だと、かなりゆっくり操作しないと発振し始めてしまうぽいのですが、適度な負荷がつながった状態だったら問題ないみたい。


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 6.5V(17.6W相当)でも、屋内だとかなり明るいです。
 ということで、「光るもの」も準備万端!



予行演習に続きます