出来高を伴った大暴落

東証、1100円超暴落 終値は1万4483円


 23日の東京株式市場は朝方の上昇から一転して午後に暴落した。日経平均株価(225種)の下げ幅は1100円を超えた。出来高も過去最大。

 終値は前日比1143円28銭安の1万4483円98銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は87・69ポイント安の1188・34。出来高は約76億5500万株だった。


http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013052301001515.html

 午前につけた最高値が 15,942.60円 でしたので、そこからの下げ幅としては -1,458.62円


 細々と運用してる こばさん証券 は、GW明けからノーポジのため被害なし。
(今年の運用益は+10万ほどですが、リーマンの損害の穴埋めには全く足りない)


 この大暴落の出来高は史上最高だとのことなので、参加者が真剣にぶん投げたと見なすべきでしょう。


 今回の暴落は中国の統計が良くなかったからという理由付けがされているが、実体経済を伴った株高であれば、あの程度の材料でこれほどまでの値動きを演じることはない。
 明日も投げ一色になるか、超絶リバウンドが起きるのか、それは神様(GS?笑)しか知り得ないことですが、疑心暗鬼の状態が続くことは確か。


 今の株高が実態経済を反映したものではなく、単なるバブルだ(一攫千金を狙える賭場にすぎない)という暗黙の了解の元で、短期に利ざやを稼ぐ目的で参加している人が大半だ。
 買いポジの人たちが「アベノミクス万歳」と叫んで、まだ買ってない人を誘い売り抜けを企む。


 トレーダーたちが興じてる「リアル椅子取りゲーム」の音楽が、いったん鳴り止み、椅子が1つ今日なくなった。
 明日もまた、残った椅子の周りを回るゲームが再開する。


 せっかく座れた椅子であっても、また音楽が鳴り始めたら椅子から立ち上がらないといけない。
 音楽が流れているうちに椅子に座るのはルール違反。


 椅子が減りすぎたらリセットして最初からやり直し
 これが資本主義