脱原発は「脱オール電化」が近道
年間電気消費量
ガス併用住宅＝3,621kWh/世帯
オール電化住宅＝18,997kWh/世帯
このオール電化住宅が 全国で290万世帯 もあるそうで、合計するとガス併用住宅と比べて(単純計算で) 446億kWh も余分に電気を使っています。
フクイチ級の原発１つで年間35億kWh(設備稼働率60％と仮定)ほどの発電力なので、割るとオール電化住宅だけで 原発12.7基分も多く浪費しています。
オール電化に伴って深夜電力契約を始めた人たち、「夜は使わなきゃ損」って言っては 夏場なんか 23:00〜6:00 でタイマーかけてまでしてエアコン付けっぱなしで寝るとか多いと聞きますし、冬場なんかは、電気単価が上がる時間までに家の中を快適な温度に暖めるべく未明の4時とか5時からエアコンをフルパワーで(タイマーで)稼働させたりと、無駄の限りを尽くしている家も多いことでしょう。
エコキュートとＩＨコンロの実消費電力以上に電気を無駄に浪費させたくなる媚薬が仕込まれているように感じます。
オール電化の人がオール電化をやめてガス併用(灯油併用)に戻してくれれば、原発12基分の電気が要らなくなります。
脱原発のため石炭発電所やLNG発電所を新造するよりも、オール電化の家庭が「脱オール電化」をしたほうが近道ですね。
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