世界最大規模の石炭発電所

 カブトビール限定販売 に間に合いましたので、午後は半田の更に奥、碧南まで出かけてみることにします。
 名古屋の南40キロに位置する碧南市の臨海部には、世界最大規模を誇る石炭発電所があるそうで見に行ってきました。


 こちら 碧南火力発電所 は、1号機〜5号機あわせて合計410万kWの発電力(国内最大)を誇ります。


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 左の写真が初期に作られた1〜3号機(各70万kW)、右が後に追加された4〜5号機(各100万kW)です。
 建屋から管理用道路1本を挟んだこちら側に たんとピア と呼ばれる見学施設が建ってます。
(1週間前までに予約すれば関係者しか入れない場所へも案内してくれるそうです)


 低いタービンのうなり音がするほかは、目と鼻の先で原発数基分と同程度 410万kW もの電気が作られているとは全く感じない落ち着いた佇まいでした。
 石炭というと、まっさきに蒸気機関車が思い浮かばれ、物凄い煤煙を出しながら燃やしているのかと錯覚してしまいがちですが、ここ碧南の石炭火力発電所は石炭と言われても石炭が燃えているとは思えない状態。


 原発と違って被曝する心配もなく「改修作業」が容易なこともあり年々改良が進められた結果、発電効率は40%を既に超えていて、技術的には50%近くまで効率を上げられる目処が立っているとのことです。(原発は30〜35%ですから1.5倍)
 

 また地震津波などの自然災害に遭っても、石油やガスと違って爆発的な事故を引き起こすリスクが非常に低く、もし万一があっとしても原発のような致命的な環境汚染も引き起こしません。
 大きめの地震が来るたびに、原発が大丈夫か心配しながら暮らすことに比べたら、なんと気の楽なことか。


 煤煙や酸化硫黄物は現代科学で限りなくゼロに近い次元に減らすことに成功してますので、あとは、デタラメだったことがクライメイト事件でバレているというのに、未だにCO2で地球温暖化がぁとか騒いでる奴らさえ何とか片付ければ、脱原発の代替えエネルギーは短期的には石炭火力発電がベターですね。


放射能なんかよりもCO2のほうが地球に優しいです!


 24時間にわたり出力一定という特性も原発と一緒ですから、まさに原発のリプレースにピッタリです。



 さて、たんトピアでも太陽光発電システムが飾ってありましたが


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 ちょ 10kW 分のパネル広げて、こんだけ日照あって 2kW ってナニよ
 経験的にあの日照なら、公称値の7割くらいは発電できて然るべき。。


 410万kWの石炭火力の隣で「 太陽光なんて道楽です 」は間違いない事実ですが、それとはいえ、7kW 前後で発電できて然るべきところ 2kW とは一体。。


 やる気なくて整備放置してるくらいなら、ちゃんと道楽に使うからパネルちょうだい!って言いたいところ